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<< およぐひと | main | 文月 >>
映画
 
 良い映画の場合、私はそれを観てから本当にしばらくの間がないと、感想が分からない。
観ている時はその映画の行き先を追いかけているばかりで、分からないことを分かったような
気分で進んでしまう。でも、観終えたときに、大きな荷物を預かったような映画は、
しばらくその分かったような気分のことについて、きちんと思い返して、そしてまた向き合う機会をたくさん与えてくれる。
ずっと観たくて遂にこの連休に観た。
さらば、わが愛 覇王別姫」は、そして本当に何度も場面が蘇ってくる、私にとってとても大きな映画だ。 およそ50年の、激しく移り行く歴史という荒波を引き金に、人間がむき出しになる。その生々しさも瑞々しさも、それぞれの人間にそれぞれに現われる。人を信じることの全てがここに在る。
そこにある人々の心の真実は分からなくて、そこに答えを見つけたとしても、果たしてそれが不変的な事なのかがまた分からない。 安らぎの感情は決して働かないけれど、心のどこかにずっとしまっておいて、そして時々出てきてほしいような、大きな映画であることは間違いない。

中国の映画が、やっぱり好きだ。
大切な所で、多くの場合、感情は言葉で描写されないから。
そこに一番人間くささを感じるし、私は疑いなくまっすぐに誘い込まれていく。
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