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そのまま

 春から夏に移る頃よりも、夏から秋と、だんだんと寒くなって行く頃が心地よい。
物寂しくなっていくときの方が、ものの温かさに少しだけ近づけているような、感覚があるからかもしれない。
八ヶ岳がよく見える、冬にはたくさんの雪が降る積もるようなところに、自転車に乗りに行く。
山の裾野の一本道を、鋭く走る人たちを脇目にして、自分の車輪が回るリズムの一番心地よい速度を探るように、気持ちよくあちらこちらに脱線する。でも時々、街乗り気分を追い払うような下り坂と見通しの良い道に出会うと、先に目的は無いのに、その瞬間の楽しさをただただ味わう速度に切り替えさせられる。
色々なものに出会う。
びっくりするほど大きい葱畑の緑、サルビア通りの真っ赤な道、キンモクセイのいい匂い、
雲は白いけど、その雲が落とす影はぐんと黒い。
そのままであるということは、こんなにも強いことなんだ。
気持ちがもやもやしているときは、そのままのことを受け入れることが出来なくて、色々なことを自分の都合に合わせて取り入れている気がするけれど、それはすごく損をしているのかもしれない。
そのままのことが入ってきたときに、色々な感情があるということを、まっすぐに確かめていたほうが、
本当の健やかなのかもしれないな。

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